無形固定資産の備忘価額
通常、有形固定資産を償却期間が満了した場合、まだ事業に用に供している場合には、
1円の備忘価額を残しておくのが通例です。
ソフトウェア、開発費のような無形資産の場合には、どうでしょうか?
無形資産の場合には、0まで償却してしまい、備忘価額を残さないのが通例です。
なぜでしょうか?
それは、有形資産の場合には、目に見えるものであり、償却後も使用しているものと使用していないものを、把握しておく必要があるためです。
ソフトウェア、特許権のような無形資産の場合には、目に見えないものなので、
償却完了後も実態として使用しているといったことがないので、
0まで償却可能なのだと思います。
なお、有形資産の1円残高を除却するのは、実際に本当に使用しなくなった時に行うようです。
1円残っている場合には、間接控除方式で取得原価と累計額は、引き続きBSに計上されます。
メモメモ。。。