読書日記:はなちゃんのみそ汁
こちらの本を読んでみました。
はなちゃんのみそ汁
こらえようと思っても、勝手に涙がしゅるしゅると落ちていく。
(何故か勝手に)泣いては行けないと思いながら読み進め、
(むしろ、決して泣くものかと思い、購入したところがあり)
読み終わった後、心に引っかかった何かを取り出すために、
声を出して大声で泣きました。
1リットルの涙の原作の日記を読んだ時と、同じ気持ちになりました。
こどもがいる者にとって、こどもをなくすこと、
そして、こどもを残して、死ななければならないことほど、
つらいものはないと思います。
もし、自分が彼女と同じ状況だったらどうするだろうか?ということを、
後頭部の隅っこの方で考えながら、最後まで読みました。
母である自分がいなくなったとしても、
「力強く自信を持って、生きていって欲しい。」
「自分が大切と思っているモノを我が子に伝えたい。」
母である千恵さんのこのような思いが、本全体から
ジワ~っと染みでているように感じました。
宝物である我が子との時間を後悔しないように、
そして、いつ何時、自分がいなくなっても、
自分のことが自分でできるようになるように、
育てていかないと行けないなと思いました。
我が子との子育て疲れているお母さん。
悩んでいるお母さんにとって、
こどもに対する態度が変わるきっかけになるかと思います。
とりあえず、我が家では、保育園の準備を
自分でやってもらうようしました。